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ヒメアノ〜ル

ヒメアノ〜ルを見た。とにかく衝撃的な映画だった。私はR15の映画を見るのは初めてで、気持ち悪くなったり吐きそうになったりするかもしれないと思い、映画館は全席自由席のところを選びトイレに1番近い場所の席を確保し、さらにエチケット袋まで用意して準備万端でヒメアノ〜ルに挑んだ。そう、これは私にとって「勝負」だったのである。

 

そんなことはさておき、感想へ移ろう。

時制がばらばらになってしまい申し訳ない。やはり見たひとが言う通り、前半は面白くて少し笑いが起こったりした(後半のインパクトが大きすぎてはっきり言ってあまり覚えていない)。しかし、「ヒメアノ〜ル」という題名が出た瞬間、いや「MORITA Go」という文字が出た瞬間、突然の殺気に襲われた。「あ、こっからやばくなるな」とグロエロい描写を覚悟した。

森田の同級生のデブい奴(名前覚えてない)とその婚約者が殺されるシーン。森田がデブの首をそこらへんにあった鉛筆でぶっさした。そして血がだらだら出てくる。あんな図体したでかい奴が痙攣を起こし倒れてたところは、ショックを受けて見てられなかった。婚約者も森田に殺されていった。灯油をかけ燃やされていった。

 やるせない感情をフェンスにぶつけ、女性がその前を通る。電話しながら「なんか変なひとがいるんだけど うわ みられた」と言い逃げていくがレイプされ、ここのシーンが衝撃的でショックだった。乳房は丸見えだし、使用済み整理用品も出てきた。見たくなかったけど、目はそらさなかった。そして殺す。

ネットカフェで過去の虐められていた幻聴、幻覚に襲われる。

 

自転車で帰ってきた男性が見たのは、この家に住んでいない森田。妻は殺され、森田は包丁を持って出てくる。またしても殺気。男性が玄関から逃げようとするが、パニックで玄関の鍵が開かなくて背中を何回も刺される。描写がリアルすぎて、思わず目をそらしてしまった。

 

警察官も殺される。 ぐっさぐっさ刺していくもんだから、見るに堪えなくて、そこも目をそらしてしまった。

 

 警察官から拳銃を奪ってユカちゃんの家へ。隣人から「警察に通報する」と言われる。すると、早速発泡し家の中に入れる。ガムテープで巻かれた体と顔。ユカちゃんの居場所を知るために発泡したが、隣人は知らない。そして頭を撃って殺した。ここの描写はリアルすぎてこれもまた恐ろしかった。なにせ殺される側はガムテープで視界が見えていないのだから、どこから撃たれるのかわからない。考えてみれば、本当に怖い。恐怖でしかないのか。

 

 ユカちゃんがついに襲われた。レイプされる前に岡田くんがくる。必死で守ろうとする岡田くん。過去の虐められていたことを覚えていなかった森田。窓ガラスに打ち付けられ2人とも外に投げ出される。岡田くんを連れて逃げる。またここで車を奪うときにひとを殺した。とにかく逃げる。しかし、老人と犬は轢かなかった。避けたせいで車は大破。すると突然、森田の人が変わる。「あれ?借りたゲームどこやったっけ」「おかーさん、麦茶2つ持ってきて」という。ここから回想。中学時代、森田に初めてできた友達が岡田くんだった。「俺たち 親友だよね」という言葉。「おかあさん、麦茶2つ持ってきて」一緒にテレビゲームをしている。その家には森田が轢かなかった犬と同じ種類の犬が。そういうことだったのか。私は納得した。ああ、森田も普通の人間だったんだ。

車が大破したせいで森田の右足の膝から下はない。逮捕される。「岡田くん、また遊びに来てね」という言葉とあの笑顔。一生忘れない。

 

 

 

 

この映画はとにかくインパクトが強かった。だが、99分耐え抜いたあとには感動が待っている。是非いろいろな人に勧めたい。